増え続ける外国人労働者…産業のグローバル化に応えるストレスチェックを
2000年以降、外国人労働者の数は倍増し「外国人雇用状況届」(厚生労働省発表・2017年10月現在)では、外国人労働者は127万人を超えて現在も増加の一途をたどっています。
特に今まで代表的だった中国語圏・ポルトガル語圏の方々に加えて、フィリピンやベトナムといった様々な言語・文化背景を持つ労働者が飛躍的に割合を増やしています。
日本の制度も進歩を続け、定住を選択する方、技能実習生制度の普及など様々な形態の就労が可能になりました。
いまや外国人就労者は大事な労働力の一角を担う「職場の一員」であるといえるでしょう。

+2018年度内訳(アジア/アメリカブラジル/ヨーロッパ/その他)
ストレスチェックは外国人労働者も対象
政府は2014年(平成26年)より健康診断やストレスチェックを外国人労働者へも実施するよう定め、外国人労働者の方々の安全衛生について取り組みを進めるよう働きかけを続けています。
もちろんストレスチェックの対象となる条件は日本の労働者の方と一緒です。
・一年以上勤務している勤務予定の方
・フルタイムで就労されている方
・パートアルバイトでもフルタイムの四分の三以上の時間を勤務されている方
以上の条件を満たした外国人労働者は、実施義務の対象となります。
メンタルを取扱うストレスチェックだからこそ、自分の心が素直に表現できる
言葉で受けたいもの。
実際、義務となったものの『アンケートや調査の結果や質問が日本語で読めずサポートが必要となる』『「活気」や「倦怠感」といった語句の正確なニュアンスが伝わりにくい』といった現場の意見もあり、早急な調査票の外国語対応が望まれています。
厚生労働省や労働局は英語等へ翻訳した「職業性ストレス簡易調査票」を公表するなど、企業への支援へ注力を始めました。
弊社でもストレスチェックの外国語対応・調査票の翻訳を進め、様々な国の国語・公用語に対応できるよう開発を行っております。
AltPaperストレスチェック・サービスは15言語に対応!
弊社のAltPaperストレスチェックキットは、ご要望にお答えして業界最多の15言語まで開発を進めました。
紙版は結果まで翻訳したものをお手元にお届け、WEB版につきましても随時対応を進めておりストレスチェック担当者の皆様の負担をより軽く、簡単にするサポートをご用意しております。
AltPaperストレスチェックキット | 健康診断とセットで提供するA社 | 法人向けで無料提供するB社 | |
質問票 | 〇 (メンタル的な表現も翻訳) | 〇 | △ |
回答用紙 | 〇 (コメントまで翻訳、個人にお渡しできます) | △ | × |
対応 言語数 | 15言語 | 英語・中国語など 5言語 | 英語のみ |
質問票は日本語・英語の他にも、現場の主力となる海外労働者の方に適した外語を幅広く取り揃え日本語通常版と変わらない実施環境で御利用いただけます。
日本語をうまく扱えない方向けに、フリガナを振ったバリアフリー版も実装されました。
株式会社情報基盤開発はこれからも企業の皆様のニーズに答えるサービスを目指して精進して参ります。
【対応可能言語】
- 日本語
- 英語
- 中国語(簡体字)
- 中国語繁体字
- 韓国語
- スペイン語
- ポルトガル語
- ベトナム語
- インドネシア語
- クメール語
- タイ語
- タガログ語
- ネパール語
- マレー語
- ミャンマー語


初出:2018年04月10日 / 編集:2020年07月31日 |