体のストレスは、心のストレスにもつながります。
特に季節の変わり目や、日照時間が減りだんだんと寒くなってくる時期は、調子を崩しやすくなります。ストレッチを効果的に使い、体のめぐりを活発にしましょう。
今回は、職場でもできる簡単なストレス解消法をご紹介します!
★ストレス解消ストレッチ 肩甲骨体操
デスクワーク中心の業務では、肩こりに悩んでいる方も多いのではないでしょうか。パソコンや書面に向かう仕事が長時間続くと血行不良を起こし、肩や背中の筋肉が縮む、肩こりや頭痛の原因にもなります。
大きく体を動かしたり、プロ野球選手のように腕をぐるぐる回してリフレッシュしたいものですが、さすがに職場ではできませんよね。
そこで、職場でもこっそりできる「肩甲骨体操」です!
- 肩甲骨を引き寄せてそのまま5秒!力を入れてキープしましょう。
- ゆっくり肩の力を抜いて筋肉をゆるめます。
- ①・②を続けて3セットがおススメです。

とてもシンプルな動きですが、3セットもやってみると、じわじわと体が温まってきます。
肩甲骨が動かしにくい人は、椅子の背もたれや座面をつかんでひじを背中でつけるように動かすと意識しやすいですよ。
★ストレス解消ストレッチ 足首パタパタ体操
デスクワークでは手元に集中することが大半、足や下半身はあまり動かすことはなく、運動不足になりがちです。特に寒暖差の激しい時期は足元の血流が滞り、むくみや冷えの原因となります。
一日の終わりに感じるだるさは、知らないうちにたまってしまった足元の冷えやむくみかも!
デスクの下でこっそりできる「足首パタパタ体操」で、足先の筋肉を刺激しましょう。
- 椅子に座ったまま膝をゆるく伸ばし、足首を自由に動かせるようにしましょう。
- つま先立ちをするように足先を伸ばし、5秒キープ。すねの前側と足の甲が伸びる感覚を確かめたら、力をゆるめましょう。
- 足の甲をすねに引き寄せるようにそらして5秒間、アキレス腱やふくらはぎを伸ばします。爪先から足の裏、ふくらはぎがゆっくり伸びているイメージを。
- ②~③を続けて5セット。セットの最後に、足首を左右に3回ずつ回しましょう。
ふくらはぎや足首は、動かすことで全身の血流をよくする「第2の心臓」です。
小まめに動かして、隠れた冷えやむくみの原因を撃退しましょう!
心がくもりがちのときは、体の声にも耳を傾けて
私たちの体と心は密接に結びついています。
「何となく体の調子が悪い」「気が付かないうちにコリや疲れがたまっている」状態では、判断力や思考力も鈍くなり、気持ちもスッキリしないことが多いのではないでしょうか。
効率のいい働き方やアイデアのひらめきは、くもりのない体から。
メンタルヘルスケアのはじめとして、体のメンテナンスを生活に取り入れてみませんか?
初出:2017年10月31日 / 編集:2025年5月15日 |