「ストレスに悩まない職場をつくる~3つの大切なこと~」【1】(弊社代表取締役・鎌田長明 セミナーアーカイブ)

当記事は、過去に開催したセミナーイベント「組織改善Weekオンライン」にて、弊社代表取締役・鎌田長明が登壇した講演「ストレスに悩まない職場をつくる~3つの大切なこと~」の内容を書き起こしたアーカイブレポートです。

当アーカイブは、該当セミナーを全4回に分けてご案内する第1回となります。
ストレスに悩まない職場をつくる~3つの大切なこと~について、3つそれぞれを各回に分けてご紹介しています。

 
講演では、弊社がコーポレートミッションとしても掲げる「ストレスに悩まない職場をつくる」をテーマに、職場のストレス要因やストレスに悩まない職場をつくるために必要な視点について、弊社の代表より解説させていただいております。また新サービスの話題も絡め、職場のストレスマネジメント対策についてご案内しています。
 


情報基盤開発 代表取締役・鎌田

改めまして、皆様こんにちは。
この一連のカンファレンスを主催させていただいております、株式会社情報基盤開発の代表・鎌田でございます。最後のセミナーということで、1週間に渡り様々な講演いかがだったでしょうか。
 
今回は色々な観点でゲストスピーカーの方々を集めさせていただきました。かなりの最新情報が得られたのではないかと思っております。最後のセミナーとして、私ども情報基盤開発の取り組みということで弊社が何を目指しているのか、今後「ストレスに悩まない職場をつくる」ためにどのような手法があるのかについてお話をさせていただきたいと思います。
それでは画面を共有させていただきます。
 

 

ストレスに悩まない職場をつくる~3つの大切なこと~」をテーマとさせていただきました。

皆様もよくご存じの通り、やはりストレスは人生につきものであります。まったくストレスがない職場も考えづらいと思いますし、仕事をするうえで適度なストレスがプラスに働くことも、ご理解されていらっしゃるのではないかなと思います。
 
しかしながら、このストレスがマイナスな影響を与えることはよく起こることでして、やはり目指すべきはストレスがまったくない「ストレスフリー」な職場というよりは、「ストレスによる悪影響がない職場」を目指していくべきではないかと、私どもは考えております。
 
ということで、本セミナーの問いとして3つ設定させていただいています。
 

 

まず、ストレスを捉えるうえで、
・経営者と従業員の認識にギャップを感じている
・現場でストレスチェックを実施しているけれどもなかなか活用できていない
・ストレスに悩む職場を改善したい
このような問いを立てさせていただきました。
 

 

具体的なお話に入る前に、少し弊社についてご説明させていただきたいと思います。
 
私ども株式会社情報基盤開発は2004年に創業し、東京大学のインキュベーションから生まれた、いわゆる東京大学発のベンチャー企業になります。2004年創業ですのでもう18年経っております。なので、もはやベンチャーではないと思いますけれども、はじめはそういうところでございました。
現在は、ストレスチェックメンタルヘルスケアを中心に営業させていただいております。
 
このような仕事をするうえでですね、やはりしっかりとした組織体制を作っていかなければならないということで「ISO9001(品質)」や「ISO27001(情報セキュリティ)」、また「プライバシーマーク」を取得し、会社の中でもきちんと運営をしたうえで、皆様のストレスチェックのお手伝いをさせていただいています。
 

2022年度の単年度導入実績は、4,110社・110万人突破

 

このような取り組みを評価していただきまして、2021年度は3,300法人、90万人以上の皆様のストレスチェックをさせていただいております。(※講演当時)
お客様も全国津々浦々に渡り、北海道から沖縄まで幅広く手がけさせていただいております。またリピート率も非常に高く評価いただいていると自負をしております。

さて、ストレスチェックというビジネスをするにあたって、我々が掲げている会社のミッションがございます。
それが本日のテーマである「ストレスに悩まない職場をつくる」ことになります。
 
これはどういうことかというと、ストレスチェックや組織改善活動、また研修・コンサルティング、EAPサービスを通じて、職場のストレスがもたらす困難に立ち向かっていこう、社会からストレスに悩む職場をなくしていこう、と考えているわけです。ですから弊社では「お客様の社員も私どもの社員も、より価値の高い仕事に注力ができるようになること。また短時間でたくさんの仕事をこなすことができるようになり、より明るく豊かな生活を送ることができること」を目指しています。
 
これまでストレスチェックやンタルヘルスのサービスは、どうしても一部の予算のある企業に限られたものであったと思います。特にストレスチェックが義務化される2015年以前は、なかなか社員のメンタルヘルスにお金を使っている会社も少なかったわけですが、ストレスチェック制度が始まることによって、全国に約15万社ほどあるといわれる、従業員数50人以上の会社様をはじめ、多くの会社がストレスチェックに取り組むようになりました。
そして、企業の従業員のメンタルヘルスが注目されるようになったのは近年のことだと思います。
 
しかしながら、市場を見渡すと、なかなか「高品質、高価格」が多いという現状があります。それをなんとか変えたい。より多くの企業の皆様にストレスチェック、メンタルヘルスサービスを活用していただいて、職場をより良いものにしていただきたい。そんな思いで経営をさせていただいております。

このようなミッションを推進するうえで、メンタルヘルスについて深く考える機会を多くいただいております。
実際、ストレスチェックを実施される経営者の皆様、そしてそれを受ける従業員の皆様と、多く対話を重ねさせていただいております。
 
そこで気付くのが「経営者の目線と従業員の目線がちょっと違うな」というところになんですね。
これは皆様も感じているところかもしれませんが、経営者というのは、例えば、実際に出てくるミスやトラブル、休職・欠勤、さらには怠業(サボタージュ)、退職などの具体的な事象に目をつけがちになります。
 
しかしながら、ミスとかトラブルは氷山の一角です。
要は、水面下では様々な職場環境のストレスや従業員の皆様の個人的なストレスが溜まっていたり、それがミスや休職・欠勤として現れたり、さらには退職という形で噴出をしたりしているわけです。
 
ここで経営者は上の方しか見えていない。従業員の皆様は、逆に水面下の方がよく目につくということで、なかなか目線が一致しないところがあるわけです。今日はこのギャップをどうやって埋めていくのか、そういう話もさせていただきたいと思います。
 
そして職場のストレス・従業員の方が受けるストレスには、3つのレベルがあると考えられています。

1つは「企業組織レベル」です。
これは例えば、経営戦略であったり人事考課であったり、様々な諸制度ですね。休業制度や健康診断など、いわゆるフォーマルな制度です。企業組織レベルで行われて、それが1つのストレスの原因になっている、またはストレスを解消する役割を果たしているということになっています。

従業員のストレスを考えるうえで、よく経営層が目をつけがちでやらなきゃいけないと思っているのは、この組織レベルに限られていると思います。要は制度を整えて人事考課等をいじれば、ストレスレベルが下がるのではないかと思っている経営者は意外と多いですね。「うちはちゃんとやっているよ」と言われる経営者の多くは、この部分をやっていると考えられます。
 
しかしながら、この企業組織レベルでできることは非常に限られています
 
というのは、もちろん色々な制度が役に立つことは多くあるわけですけれども、実際には従業員の皆様が受けているストレスはそれだけではない。特に大きいのが「職場集団レベル」のものですね。職場環境であったり、実際の作業方法であったり、職場の中のコミュニケーション・人間関係であったり、慣習などがストレスの原因になっていたりするわけです。なので、この部分を変えていくことで、ストレスが与える悪影響を減らしていくことができるということにもなると思います。
 
またその下のレベルもあります。
職務レベル」といわれるものですけれども、実際にその人がやっているお仕事の内容ですね。どんなスキルを求められているのか、どういうタスクを任されているのか、その重要性や、そのタスクを自律的にこなせるのか・それとも命じられたままにするしかないのか、といった自律性、またその仕事に関してフィードバックを得られるのかというような、実際にその人のお仕事内容に関わるところです。
 
そこにミスマッチがあったり、無理があったりするとストレスの原因になる。
逆に、この部分で解消できるところも多いことになります。そして、実はストレスの主な原因、またそれを解消する方法は、「職場集団レベル」「職務レベル」が大きいといわれています。ですから、この赤で囲んだ部分を改善し、より良くしていかなければなかなかストレスの原因を解消できない。そしてそれが実際にお仕事、また従業員の皆様の健康に影響を与えてしまう、こういうことが起こっているわけです。
しかしながら一般的に企業組織レベルの改善で満足をしてしまって、本当の大きい原因である職場集団レベルや職務レベルに十分アプローチができていない企業が多いのも実際のところかなと思っています。

そこで本日は、「ストレスに悩まない職場をつくるために大切な3つのこと」について、弊社がストレスチェックビジネスを推進していくうえで感じていること、またそこからの解決方法をご提示させていただきたいと思います。
 
1つ目が経営層から従業員の皆様に対して、また周囲に対して長期的視点を共有することの重要性
2つ目に管理監督者の支援の重要性
そして、3つ目に実際に職場の改善のアクションを起こすことの重要性
この3点についてご説明させていただきたいと思います。
 

「ストレスに悩まない職場をつくるために大切な3つのこと」とは?

※下記、各記事リンクよりご覧いただけます。

 

初出:2026年05月12日 / 編集:2026年05月29日

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