予算を立てるために考えること(つづき)
4. データ入力・分析の範囲を決める
予算制約から、アンケート票に記載されている内容全てをデータ入力・集計しないケースがあります。データ入力する範囲を決定し、作業費を見積もります。この時、回答用紙を取り出す開封作業が発生する場合は、その分の作業費用が発生するので、要注意です。
アンケートのデータを利用して何を分析するのかを明確にした上で、作業費用を見積もりましょう。
5. 回答が記入された用紙を郵送・宅配便で回収する場合の準備
まず、アンケートの返送先が記載された封筒を用意します。受取人払い郵便を利用する際は、郵便局に事前申請する必要があります。
支店ごとにアンケートを取りまとめて本部へ送付する場合、宅配便を利用することもあります。本部の会社名・部署名・住所等が印字された宅配便会社の伝票を予め配布しておくと、スムーズに回収できます。
アンケート票の印刷前までに決めること
FAXで回収する場合は、回線を用意する
FAXで回収するケースでは、回線混雑によって日常業務が妨げられることがあります。専用の回線を開設することが望ましいでしょう。
また、FAXの電話番号をアンケート票に印刷するため、電話会社やFAX代行会社との契約手続きを、アンケート票の印刷前に済ませておく必要があります。
工事が必要なケースもあり、決裁にも時間がかかるので、早めに準備しておきましょう。
アンケート票の社内審査を受ける
企業で実施するアンケートは、社外宛て文書として広報・IR部門等の決裁が必要な場合があります。社内の許可番号がなければ印刷に取りかかれないこともあるので、社内手続きの事前確認は必須です。
アンケート票内または添付文書として、回答者に伝えるべき項目はたくさんあります。挨拶文、説明文、締めの御礼、アンケートの趣旨&目的・個人情報の取り扱い・回収方法・回収期限・記入方法の案内・謝礼・問い合わせ先…等です。
社内審査を受ける際には、そのような項目に漏れがないか確認しておきましょう。(督促状や謝礼を送付する際のお礼状(送り状)は、確認漏れが生じやすいので注意してくださいね!)
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【連載】アンケートの作り方教えます
その1.経済効率が悪いアンケート
その2.準備不足で情報が集まらないアンケート
その3.テキストマイニングを実施するタイミング
その4.分析しにくいアンケート
その5.企画段階で準備するもの、考慮すること(前編)
その7.アンケート票を大量印刷する前の確認事項
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